僕らなんのために 生まれてきたのだろう
アーバレストに合わせ肩関節や付属品の一部をリニューアルしたレーバテイン。ちなみにVer. IVと銘打ってはいるものの、アニメのギミックを再現しているわけではありません
リアビュー。金属関節はやっぱりところどころ緩い。緩いなら緩いでユーザー側でメンテできる構造にして欲しいのですがね
バストアップ。レーバテインは横顔がカッコいい。初期版にあった胴体中央部の赤ラインが削除されています
初期版では投光器が仕込まれていた胸部ハッチは手榴弾(着脱不可)に変更されたのですが、パーティングラインが目立ちディテールもないためプラ棒が刺さっているだけに見える残念な見た目です。脇の隠し腕は先端部の差し替えで展開状態へ
ワイヤーガンとラムダ・ドライバの放熱機構は変わりなし。レーバテインの放熱板もアーバレストのようなメッキにして欲しかった
頭部放熱索は基部にグラデーション塗装が追加され、燃え上がる炎のような色合いに変更されています
スタンドジョイントは新たにアーバレスト同様の可動タイプのものが付属するのですが、相変わらずレーバテインの股間にはフィットしない形状のため、片足立ちなんかさせた日には脱落・転倒します。より究極に近づいたという煽り文が虚しいですね
付属品を展示する台座も変わらず付属します
初登場時の装備。延長砲身は散弾砲用の腰部ジョイントで無理やり挟んでいます。合理的なマウント位置だったのでこれは是非ともジョイントが欲しかったのですが…
GRAW-4単分子カッターは刀身が収納式に変更されたのですが、そのせいで刀身が一回り小さくなり、しかもニーカッターが出来なくなってしまいました。展開には白いカバーパーツを差し替えないといけないため完全変形というわけでもなく、ギミック・造形ともに劣化した印象。より究極に近づいたという煽り文が虚しいですね
『お久しぶりです、軍曹殿』
股関節の引き出しのお陰で、腿を上げる際に塗装の擦れを気にする必要がないのがありがたい
著者こだわりのド派手な初陣
《強制冷却を開始》
四肢の冷却ギミックはアーバレストほど派手ではないもののけっこう気に入ってます
《M2は私が引き受けます》
手榴弾は隠し腕で掴めないため乗せているだけ。劇中で使っているのだから持てるようにして欲しかった
「デモリッション・ガン。165mmだと……!?」
新造されたジョイントのお陰で肩に接続したまま持たせることが可能になりましたが、ジョイントが薄いため破損には要注意
連載時は射程50kmだったガンハウザー・モード
リニューアル版は脇が開くようになったのですが、それでも弾倉を重ねていると脚と干渉するので外れがち
ヤムスク11以降の装備。妖精の羽は肩アーマーごと交換します
デモリッション・ガンと延長砲身を別々にマウントすることが可能ですが、延長砲身用ジョイントは可動しないため変な角度になってしまいます
『ボクサー2』散弾砲。ポンプアクションも可能ですが、持ち手が付属しないため両手持ち出来ないのは初期版から変わらず
弾倉は2本付属します
対戦車ダガーも2本付属。こちらは隠し腕で保持可能
またぶっつけ本番かとアルを愚痴らせた妖精の羽。前後がスライドして起動状態を再現可能。初期版にあったペイントは削除されました
ワイヤーガンのリード線はちょうどいい固さ。クリップは可動式ですが物を掴むには幅が足りません
立体物は必ずと言っていいほどこの状態の宣伝写真が使われているのですが、実は最終巻まで未使用だったという
初期版同様に妖精の羽装備時はデモリッション・ガンを持たせるにはジョイントから外す必要があります。どうせならこの状態用のジョイントも作って欲しかった
画竜点睛を欠いた付属品とお粗末な品質管理のせいで全体の評価を下げているのですが、アーバレストもレーバテインも造形とギミックは本当に素晴らしいんですよ
連載時の初登場回のカラーイラストがこんな感じだったはず
以上。付属品の不満点がほぼ解消されないままだったためもう一度リニューアルして欲しかったのですが、初期稿カラーが出てしまったので望みを絶たれました
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