『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(1998)より、デストロン破壊大帝ガルバトロン。ビーストウォーズ国内未発売組の流用が主だったIIでは数少ない完全新規製品です
巨大なドリルと翼が目を引く後ろ姿。翼は劇中ではマントのように処理されていましたが、玩具では同じ角度に出来ないのが残念
見ての通り後ろに重心が寄る構造ですが、ドリルを支えにする事で安定して立たせられます。ただし、ドリルの基部にクリックがあるのでまっすぐ立たせるのは意外と難しい
ボディに対し頭部が少々大きいのが玉に瑕。胸のクリスタルはガラス玉が使用されています。最終決戦ではクリスタルを砕かれたのが致命傷となっていたので、もしかするとこれがスパークだったのかも知れません
肘の突起は引き抜いて手持ち武器のガルバアックスに
主要な関節が一通り動くので可動範囲は広い方ですが、肩の付け根、腿のロールに至るまでクリックが入っているので微妙な表情付けは苦手です
漫画版で披露していたらしいドラゴンアーム
ガルバアックスにはスプリング発射ギミックが内蔵されていますが、けっこう飛距離があるので誤射には要注意
膝のガルバトリング砲は上下に可動。変形の都合で爪先も可動するので膝立ちも可能です
翼を展開した大型武器シザーハンド。基部のレバーを引くことで前後に可動し挟む動作が出来ます。手持ち状態は確か劇中未使用だったはず
ガルバトロンのビークルモードはドリル戦車。各部がロックされるので位置決めは容易
この状態ではコロ装甲が可能です
黒いボタンを押しこむことでドリルが回転しますが、重いせいかそれほど勢いはありません
第3形態のビーストモードはドラゴンに変形。ドリルが割れてドラゴンの頭部が出てくる驚きの変形です
ドラゴンの頭部は各節がボールジョイント接続のためフレキシブルに可動。口も大きく開きますが、一度閉じてしまうと開けるのが少々面倒です
ロボットモードの腿を出せば脚がハの字に開くようになります。肩のドリルのガワはドリルの回転を抑える役割があるため、跳ね上げると首基部が回るようになります
ロボット、ビースト両形態ともよく動き、ビークルモードでも回転ギミックがあるのでどの形態でも遊べるのが嬉しい