
フルメタル・パニック! アナザー4 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 大黒尚人,賀東招二,四季童子,海老川兼武
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2012/08/18
- メディア: 文庫
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※ネタバレ注意
今までは「戦争っぽい」争いごとに過ぎなかったのですが、今回は本物の戦争回。達哉の「非日常に巻き込まれ、染まりつつある一般人」という悩みも深刻化してます
本編の方も謎の忍者ASが出てきたり、台無し野郎が出てきたり、最後の方は文字通りの爆弾が仕掛けてあったりと目が離せません
ミハイロフの「謎の一つ目AS」はASの系譜といった文脈を外してデザインしたというだけあってかなり異質。ラムダ・ドライバこそ積んでいないものの、懐かしの不可視型ECSを搭載していたり、NINJAだったりとなかなかに面白い。というかアナザーでの不可視型ECSの普及率ってどれくらいなんでしょうね
噂の「ドラゴンフライ」近接戦闘システムは、槍型の単分子カッターとショットガンその他の複合兵装で、槍部分をワイヤーで飛ばしたり、アジャイル・スラスタで飛んだりと実に日本人が好きそうな馬鹿馬鹿しい武器でした。「システム」って言葉から武器ではなく管制プログラムのようなものを想像していたのですが、確かに文字通りのシステムなんで間違っちゃいない
今回は20日発売ってことになってますが、お盆挟んで流通が混乱したせいか、17日くらいから並んでいる場所もあったとか
続く5巻は少し間が空いて来年2月。ロボ魂レイヴン2号機付属の限定版が書店で10/14までの受付なので、欲しい方は忘れずに