アドヴァンスドMSジョイント
まずは素体から。多重インサート成形でたったの11パーツで完成します。ちなみにパーツ請求すると700円もとられます。
腕組み正座という訳の分からないポーズがとれるほどの可動範囲。
GAT-X105 ストライク
まだ人間らしかった頃のキラ・ヤマトの乗機。MG、PGと見紛うばかりのディテールの塊ですが、これで1/144スケールと言うのだから驚かされます。
色分けも完璧で額のカメラとライフルのスコープくらいしか塗る場所がありません。白、赤の部分には複数の成形色が使用されています。
バストアップ
顔はMG、PG版デザインに準拠。耳のダクトの色分けもさることながら、驚いたことに口のへの字モールドが抜かれています。
目には付属のリアリスティックデカールを使用。ホイルシールとは違った光沢感があってなかなか面白いです。
コクピットハッチも展開します。シートの造形もありますが人は乗っていません。1/144スケールのキラ・ヤマトが付属しますが流石に塗っていません。
腕部には肘を曲げると連動して装甲が移動するという、MG級以上のギミックを内蔵。
脚も腿の装甲がスライドし、膝装甲も展開します。爪先にも可動範囲が仕込まれていますが、あまりに柔軟すぎて返って自立に支障を来してしまうと言う困った一面も。
手首は握りこぶしと可動タイプの2種類が付属。武器の保持はピンを掌に差し込む形式。
アーマーシュナイダーはサイドアーマーに格納。唯一保持ピンがない武器ですが、大きさが大きさなので保持には大して問題ありません。
GAT-X105+AQM/E-X01 エールストライク
お次はエールストライク。自立はちょっと厳しめ。
エールストライカーもダクト、フィンに至るまで徹底的に作りこまれています。
主翼はたためますが、MGに比べ中途半端な角度でちょっと残念。
必殺の種ポーズ。今回何故かビームライフルのカバーが白くなっています。
ビームサーベルは2本付属。グリップは見栄え優先型と手持ち用にピンが出たものの2種類付属しますが、先端が2つしかないのでいちいち付け替えなければなりません。
以上
初RGだったのですが、噂に違わぬ大量のディテールとぎっしり詰まったギミックなど、久々に組むのも遊ぶのも楽しい良キットでした。
組立済みのフレームに新機軸のデカール、精密なディテールのパーツなど、バンダイの底力を見せつけられているようでもあり、今後が楽しみです。