出て来たなガンダム!
それでこそだ!!
MSN-002 ジオング
一年戦争におけるシャア最後の乗機・ジオングはプレミアムバンダイ限定商品
どうせ限定だからと調子に乗ったのか大量のオプションパーツが付属し、お値段12000円(税抜)という高額商品となっております
脚のないことで有名なモビルスーツですが、ROBOT魂ではスカートからランディングギアが展開するため自立することが可能です
ランディングギアは差し替え無しで収納可能
バーニアの細かい穴はすべて同シリーズのエフェクトパーツに対応しています
パーフェクトジオングを見越してなのか、バーニア基部がごそっと外せるようになっています
バストアップ
胸のハッチは外せるのですが、コクピットを再現したとはお世辞にも言えない微妙な段差があるだけなので割愛
モノアイは後頭部の装甲を外すと露出するレバーで左右に可動しますが、レバーが奥まっているため扱い難い
正面のモノアイを左右の隅に隠し、頭頂部のレールを差し替えることで頭頂部にモノアイが移動した状態を再現できます
モノアイパーツは左右2種付属
肩周りはこれまでのANIMEシリーズ同様に大きく引き出すことが出来るのですが、個体差なのか全体的に緩めでした
胴体の可動域はかなり広く取られており、前後屈には困りません
手首は指の付け根が独立可動する方式。手首の付け根も45度程度返すことができます
可動タイプ以外に非可動の握りこぶし、開き手、抜き手の3種が付属します
抜き手にはメガ粒子砲エフェクトパーツを取り付け可能。指を差し込むタイプなので他への流用は出来ません
一体化しているため可動タイプへの転用も不可能
頭部と腰部のメガ粒子砲エフェクトパーツも付属。頭部用は長短2種類付属します
バーニアエフェクトは特大×2、大×5、中×4、小×8と大量に付属しますが、特大と大は軸まで硬質プラ製のためすぐに軸が折れてしまいます
腕部のケーブルはリード線の長いものと金属棒の短の2種。短い方なら辛うじてスタンド無しでも保持できます
魂STAGEとは一切互換性のない独自規格の台座が付属。基部が歯車状になっているため、角度を変更するには一度外して付け直す必要があります
ご覧の通り台座がとても小さいため、前傾姿勢にするとコケます。使い勝手は劣悪
『脚なんて飾りです』やラストシューティングを再現できる台座も付属しますが、組み換えが一々面倒なので割愛
12個の穴は魂STAGEの支柱に対応しています
巨大台座にはジオング本体用の台座を固定することも出来ます。台座が小さく使い勝手が悪かったのはこのせい
オールレンジ攻撃用の支柱も長短3種が1本ずつ付属しますが、一番長い支柱を使っても本体とこれだけの高低差が生まれます。穴の位置をずらすプレートも付属しているのですが、そもそも支柱を挿す穴が少なく、位置も中央に寄っているため使い勝手は劣悪です
別売の魂STAGEの支柱を目いっぱい伸ばせば満足の行くオールレンジ攻撃のディスプレイが可能になりますが、台座の端に穴を開けておけばもっと自由度が広がったかと思うと残念でなりません
開発担当の考えとしてはこの台座はあくまで格納庫の名シーンやラストシューティングを再現するための物であって、オールレンジ攻撃のディスプレイは想定していないのかも知れませんが、それなら本体用の台座とオールレンジ攻撃用の台座をしっかりと作るべきでした。開発者の独り善がりが炸裂したダメな例と言えるでしょう
気を取り直してブンドド
こうしてみるとジオングの威圧感が物凄い
後年ハマーンにしかけたらあっさり返り討ちに遭ったあの戦法
超高性能試作モビルスーツで歴戦の猛者に挑むシャアという、初期と完全に立ち位置が逆転したアニメ終盤
腕のダメージパーツは左右共用ですが、スカートのものは左専用です
機体性能のゴリ押しでアムロを圧倒
以上
本体の出来は良いのですが、台座のせいで評価がガタ落ちする可哀想な商品でした