ヤングスタークラスター
F90の3号機を基に開発されたクラスターガンダム。ミッションパックのうちYタイプのYoung Starに該当するとのこと。頭頂高15.0mの小型MSということで、1/100スケールでありながらνガンダム(頭頂高23.0m)の1/144スケール程度の大きさしかありません
その出自の通りフレームの一部にF90のランナーが流用されていますが、胴体部分を始め新規パーツが大半を占めるため余剰が大量に出ます
リアビュー。全身のコーションマークや形式番号、ウイングの赤ラインは全て水転写デカールでの再現となります。アンクルアーマーにも赤いラインが入るのですが、窪みに貼るため難易度が高く見事に失敗しました
換装の際に必ず触ることになるマウントラッチ周辺のデカールが多いので、水転写デカールだけではなく通常のテトロンシールも付属させてほしかったです
バストアップ。額とツインアイ、胸のセンサーは全てクリアパーツが使用されています。こめかみと頬のバルカン砲もそれぞれ色分けされています
コクピットハッチは開閉するものの、その形状故すべりやすく開けるのに難儀します
機体各部にはマウントラッチが設置されているためミッションパックの装備も可能。しかしながら形状変更の影響で一部のミッションパックには対応していないため、解決策としてF90用のバックパックとマウントラッチが付属します
クラスターガンダムの特徴でもあるコアファイターも細かく色分けされていますが、風防のフレームや主翼の青等細かい色が足りていない状態。着陸脚の差込軸が浅く外れやすいのが難点
風防もクリアグリーン成型なのが90年代を思い出す色使いです
バックパックを取り付ければコアブースターへ早変わり。サーベルラックは基部が可動するため機体と並行のラインを描きます。着陸脚はファイターと共用
コアブロックへの変形は着陸脚を取り外す以外は完全変形。ファイターのみを収納してしまうと取り出すのに少々苦労します
ビームライフルとビームシールドを装備。シールド発生装置は腕に巻き付けるように折りたたみます
アクションベース4対応のジョイントパーツが付属。手首は親指のみ可動で残りの4本を差し替えるタイプ
ビームライフルの両手持ちは手首の構造上難易度が高め。ライフル自体は固定用の溝があるためしっかりと保持できます
ビームシールドはジョイント接続の他にグリップでの保持も可能ですが、丸軸かつ固定用のダボもないため保持力は低め。前腕部が回転するためジョイント接続時も肩との干渉は極力避けることが可能です
Vガンダムへと繋がる武器であるメガビームバズーカ。肩に担ぐとアンテナとサーベルグリップに干渉し、脇に抱えるとバックパックと干渉する難儀な武器です
メガビームバズーカはリアアーマーへのマウントも可能。バズーカ側から固定用の軸を起こすため、リアアーマーのグリップパーツは添えるだけです
バズーカはジョイントパーツを介しサイドアーマーに懸架するのがバックパックとの干渉も避けられ一番取り回しが良いです。F91のようなシルエットになるのは恐らく狙ってのことでしょう
ビームサーベルはクリアグリーンの刀身が2本付属
太腿が短いため膝立ちは苦手。股関節のスイングが左右独立式ならまた話は違ったのですが
パッケージアートのポーズ
以上。試しに買ってはみたものの、やはり換装メインなのでデカールは貼るもんじゃないですね
関連リンク