伝説の幕開け
新世大将軍 軽装タイプ
『伝説の大将軍編』最終アイテムだった新世大将軍がレジェンドBBでリメイク
これまでの大将軍同様に通常サイズでの立体化となっています
背面。旧キットでは太陽砲の砲身が貫通していたため背中に穴が開いていましたが、今回はいつものレジェンドBBフォーマットとなっています
光鳳剣は金メッキ1パーツ成型。メッキ表面のクリアイエローはアルコールで簡単に落とせるため、ガンダムマーカーの消しペンがあれば刀身だけ銀メッキにすることも可能です
モチーフとなったガンダムF91同様にフェイスオープンギミックがあるのですが、マスクは着脱し難い形状でありながら接続が緩く、扱いに困るものになっています
この烈光頑駄無こそ新世代の大将軍
その名も新世大将軍なり
新世大将軍
悪無覇域夢山(あなはいむさん)での死闘の末、結晶鳳凰(クリスタルフェニックス)と烈光頑駄無が融合し誕生した伝説の大将軍
炎のような翼はなんと旧キットの流用。色分けに関してはシステムインジェクションが廃された影響で羽織のクリアブルーとバイザーの白、胸部の金メッキが廃された一方でつま先や腰の紐飾りが色分けされる等一進一退といったところです
背面。今回は神馬凰の前脚が後付け式に変更されたため、バックパックの一部として背負っています
旧キットはたびたび再版されているためか、翼はけっこうバリが目立ちました
今回最大のがっかりポイントである光鳳剣の鞘。バックパックと干渉するため大将軍形態では腰を正面に向けられません
心凰・技凰・体凰
心技体を司る3つの鳳凰は今回もすべてメッキパーツで再現されています。レジェンドBB版では両肩の鳳凰にも関節が追加されたため、鳳凰全閉状態(フェニックスフルクローズ)でも正面を向くようになりました
ちなみに頭部が心凰で右肩が体凰、左肩が技凰です
大将軍の心技体の高まりに呼応して3つの鳳凰が立ち上がり、頑駄無結晶(ガンダムクリスタル)が露になります
頑駄無結晶は旧キットではジュエルシールが使われていましたが今回はクリアパーツ。両肩のクリアパーツは裏から差し込むため、意図せず集光ギミックが搭載されています
今回のがっかりポイントその2である結晶風防(クリスタルゴーグル)。旧キットではシステムインジェクションで縁の白が色分けされていたのですが、レジェンドBB版は色分けなし
サイズやコストの関係で仕方のない面もあるのでしょうが、ランナー流用の関係でしっかり色分けされた旧キットのゴーグルが余剰パーツとして付属するため、余計に悲しくなってしまいます
戦武面(バトルマスク)と輝煌の軍配を装備。軍配はクリスタルが色分けされ豪華になっています。旧キット同様に軽装時のツノ飾りを取り付けることも可能
羽織の接続が兜の真横からレジェンドBB版號斗丸のようなバックパック側へと変更されたため頭を動かせるようになったのですが、羽織と肩のクリアランスがギリギリなので大将軍形態では腕がほとんど動かせなくなります
目線を変えると吹き返しに遮られるのが悲しい
三連大目牙砲(トリプルオメガキャノン)
神手甲の角度が調整できないため羽織を上手く避けることが出来ず、正面に構えるのは至難の業
左右の大目牙砲を脇の下からヴェスバーのように展開する大目牙撃砲(オメガスマッシャー)発射形態を取ることも出来なくなっています
仮初の大将軍と真の大将軍
真駆参もメッキ増量版買っておけば良かったな
今こそ結晶(クリスタル)と一体になるのだ!
正義の心と友への友情をこめてさけべ!
‟神馬凰”と!!
新世大将軍 神馬凰形態
「鬼神の如くみなぎる力」「天馬の如く駆ける脚」「鳳凰の如く舞う翼」を兼ね備えた究極の戦闘体型
歴代大将軍の中で唯一鳳凰形態を持たない大将軍だったはず
背面。翼は背中に付け替えるのですが、後ろ脚に付けたままでも高さは大して変わりません
神馬凰形態でも武器を持たせることが可能です
太陽砲発射形態
フェイスオープンし結晶風防と胸部を展開することで、太陽砲発射形態へ移行
レジェンドBB版では太陽砲の砲身を胸部に取り付けるため、より必殺技としての説得力のある見た目になっています
砲身を取り外せば旧キット同様の発射形態に。旧キットにあったスプリングギミックはオミットされています
さらに未来の息子 飛駆鳥大将軍と合体!
飛駆鳥大将軍 輝馬凰形態
飛駆鳥大将軍に新世大将軍の翼と三連大目牙砲を装備した強化形態。旧キットでも飛駆鳥に新世の翼を装備することが出来たので、それの発展型のようなものですね
付属のコミックでは二人の融合形態という扱いでした
背面。正面からだと翼に隠され全く見えなくなってしまう後ろ脚ですが、これのお陰で自立に難のあった飛駆鳥大将軍が翼の増加にも関わらず安定して自立することが出来るようになります
翼が四枚になるので飛駆鳥の息子のようなシルエットになります
以上。待望のレジェンドBB化ではあるものの、旧キットの出来が良かっただけにパーツの色分けや大目牙砲など、出来なくなったことにばかり気を取られるのが惜しいキットです