
見せてやれ底力
1. 電磁合体ギャラクシーメガ

『電磁戦隊メガレンジャー』(1997)より、1号ロボと2号ロボがスーパーミニプラとして発売されました。それぞれ単体メカが変形するロボであり、なおかつスーパーミニプラという特異なブランドでの発売のため、食玩としては高額の3200円全2種という扱い

I.N.E.T.の移動基地であるメガシップはディテールがびっしり。底部のギャラクシーメガ腕部にタイヤが付いているので転がし装甲が可能ですが、重心が前よりなのですぐこけます

分割したブースターライフルを装備したパワードメガシップモード。この状態だとライフルのお陰で安定しています

先端部を展開してメガシャトル発進

ギャラクシーメガの頭部を担当するメガシャトルも、小さいながら機体前部と尾翼の青が色分けされています

ブースターライフルと合体したメガシャトルブースターモード

打ち上げ態勢で自立するのが嬉しい
電 磁 合 体






基地が職員を乗せたままロボになる衝撃の一号ロボ・ギャラクシーメガ
従来の小型メカ5体合体ではなく、初期の戦隊ロボのようにほぼ単独のメカが変形しているため色数も少なく、デザインも纏まっているのが特徴

ロボ顔面、胸部のセンサー等、一部に塗装済みパーツが使用されています
DX玩具では電飾が内蔵されていた胸部はクリアパーツ製。底面に銀のホイルシールを貼るのでそれなりに光って見えます

武器のメガサーベルとメガシールド。シールドはメガシップ底部に装備されていますが、サーベルのみ劇中同様に完全な余剰パーツとなります

手足を折畳むだけの簡単変形なのが功を奏したのか、可動範囲は極めて良好

辛うじてメガサーベルを両手持ちできる程の可動範囲を誇るのですが、この角度でしか持てないのでこれ以上はどうにもなりません

腰裏面にはスタンド用の3mm穴が開いています。首元の関節のお陰で上を向けるのもポイントが高い

足首がデカく、可動域も広いので接地性・設置性ともに優秀

シャトルのブースターが変形したブースターライフル

こんなおふざけポーズも出来てしまいます
2.マルチ合体デルタメガ

中盤から登場する2号ロボのデルタメガ。シャトルモードは脚を少し縮めて寝かせただけなので、メガシップよりも一回り大きくなっています
機体上面の赤いラインは塗装で再現されています

バーニア部は豪快にシールで再現。モールドも彫られていないのでどうにもなりません

DX玩具同様脚を取り外しロボットモードへ変形


立たせて顔面カバーを開くだけの超・簡単変形

脚が大きいので設置性抜群のデルタメガ。足の裏に加え、胸部と頭部の黄色もシールで再現するため、ギャラクシーメガに比べるとシールの面積がかなり大きくなっています

いろいろ見えちゃってるのがチャームポイントの後ろ姿

顔面は塗装済みパーツが使用されています

オプションパーツとして開いた手首パーツが両腕分付属します

武器のガトリングブラスター

腰は回らず頭部の回転も僅かにしかできませんが、デルタメガも手足の可動域はかなり優秀となっております
超 電 磁 合 体







超電磁合体スーパーギャラクシーメガ

二体のロボが超電磁合体することで完成するスーパーギャラクシーメガ。青・黒・銀という渋いカラーリングが5体合体でカラフルな戦隊ロボに慣れた身には斬新でした

ギャラクシーメガの手首にデルタメガの足の裏から取り外したバーニアを持たせるのですが、これを取り出すのが少し面倒


手首の径はギャラクシーメガと同じなので、武器を持たせることも可能です


可動を阻害するような合体形態ではないため可動域も健在ですが、全体的に重くなるので足首の安定性は若干低下します

必殺技のスーパーギャラクシーナックル。デルタメガの腕を逃がせば腕を前に出すことが可能

いかり肩にしても肩のガトリングが干渉しないのが素晴らしい

以上。定価6000円を超すものの、色分け・可動共に優秀なので満足できる出来です
次は鳥人戦隊ジェットマンとのことですが、スペースメガプロジェクトの2体も何とか商品化して欲しいものです