慢心してこその出来
記念すべき300体目は『Fate/Grand Order』名義の四次アーチャーこと、英雄王ギルガメッシュ
『Fate/Grand Order』でのイメージを参考に高級感ある金色にこだわったというだけあって、お値段は強気の9800円
出荷直前に炎上した疑惑の金塗装。バンダイの超合金ギルガメッシュを露骨に意識したような煽り文句で宣伝されていた鎧の塗装ですが、残念ながら実物はありふれた金塗装です。パッケージの見本写真のような艶消しメッキのような質感にするには、撮影環境を整え、画像加工までしない限りは不可能ではないかと思われます。これ9800円もするんですけど
腕組みは肘関節から下を専用パーツに交換することで再現。個体差なのか、肘の関節を抜く際に上腕の関節が抜け、肩鎧の構造もあってハメづらいので苦労しました
腰布と一体化した鎧も大きく開くので、表情パーツと合わせて偉そうなポーズを取らせるのには苦労しません
激昂してるんだから驚いてるんだか、半端な表情なので使い道が限られそう
乖離剣エア。グリップが抜けるので手首に負荷をかけることなく持たせられるのが高ポイント。重量も大したことはないのですが、それ以上に関節の保持力が微妙なので、振りかぶると垂れ下がってきます
stay nightのアニメでエクスカリバーとやり合ったときはショボかったので、Zeroで固有結界壊したときは驚いた
霊基再臨第3段階再現用の上半身が付属。髪も下ろしているので、適当なジャージ素体に挿げ替えればunlimited blade worksルートの姿も再現できそうです
天の鎖・エルキドゥが1本付属。金属チェーンなので固定は出来ず、じゃらじゃら巻くだけ
スーパーロボット超合金ガオガイガーのエフェクトが王の財宝に合うかと思ったけれど、位置決めに時間がかかるだけで大した成果は得られず
バビロニアの宝物庫解放。ROBOT魂コダール武器セットが雰囲気近いのではないかと
以上。本体の完成度は高く、付属品も文句なし。金の塗装はサンプルとは似ても似つかぬ色合いとはいえ、決して悪くない質感ですが、なにせ定価9800円の高額商品です。
この塗装に9800円を出せるかどうか、実物を手に取って納得した上で買うべきだと思います。
