長編第11巻に登場する、XL-2緊急展開ブースター2基を強引に接続して作り出したARX-8専用の緊急展開ブースター。「妖精の羽」、「デモリッション・ガン」などの兵装をフル装備した超重量のARX-8を運ぶことが可能。「XL-3」という形式番号自体正式なものではなく、製作者のエドワード・"ブルーザー"・サックスによる命名である。
以前受注されたXL-2を上回る大きさですが、今回もオールプラ製で軽く、キッチリとした出来です。XL-2から流用パーツはなく、完全新規となっています。写真は軽くスミ入れをした後の状態です。
XL-2に付属したカタパルトデッキ型の魂STAGEが付属。アーム部がACT5仕様に変更されています。ブースターへの接続はそのまま3mm軸を差し込む方式に変更されています。
GEC-B 40mmアサルトライフル
M9が使用するGDC-Bの後継モデルなのですが、金型は変更されていないのでM9付属のライフルと同様。マガジンは脱着式です。2丁付属。
オットー・メララ 「ボクサー2」76mm散弾砲
レーバテイン付属のものと同様。1丁付属。
腰部のマウントラッチに接続。手に持たせるときにはグリップを引き出しますが、短いのでしっかり持てません。物自体は以前電撃屋で受注された武器セットのマウント式マシンガンの先端部を変更したもののようです。
「ブラックマンバ」短射程空対空ミサイル
主翼下のパイロンに3×4の計12発装備。接着されていますが、接着が弱いのと季節的にけっこう簡単に外せます。
レーバテイン付属のデモリッション・ガンは接続アームを外し本体右下のアームに接続します
散弾砲、アサルトライフル、ガトリング、単分子カッター各2、対空ミサイル12発、そしてデモリッション・ガンを装備したフル装備状態。物凄いボリュームです。
武器てんこ盛りならいざ知らず、ブースターを取り付けると流石に立つことは出来ず、腰が反り返ります。補助腕に持たせたアサルトライフルがポロリしがちなのが困り者。
「では行ってくる。エド・『ブルーザー』・サックス」
平手を使えばギリギリ敬礼に見えないことも…
発進。足側のカタパルトは一度爪先を曲げて、差し込んでから広げると上手く入ります。グリップの長さが足りず、持たせるといっぱいいっぱいで不格好になるのはXL-2から改良されていないようなので、今回は足だけ乗せています。
「デモリッション・ガンを準備しろ!ガンハウザー・モードだ!」
《軍曹殿。それはジョークでしょうか?》
デモリッション・ガンはアームの長さが足りないので、一度取り外さないと持てません。
メリダ島上陸