
現れた純血の継承者


2010年頃に参考出展されたものの、発売されることなく闇に消えたサガが14年の時を経て遂に発売。真骨彫製法ということで過去に展示された試作品とは別物です

バストアップ。キバライダーの特徴である大きな複眼に加え、ファンガイア然としたステンドグラス状の装飾や王冠を模した頭部と肩の形状が目を惹きます


額と胸部のエターナルグラスはステンドグラスのように透明感のある塗装で仕上げられています。胸部中心の漆黒の魔皇石は透明度が高く、基部のパーツが透けてしまうのが残念。せめて裏から塗ってあれば良かったのでしょうが


全身に纏わりつく背骨のような形状のカテナも細かく塗り分けられています


バックルのサガークは着脱可能。3mm軸台座に対応したジョイントパーツも付属します。サガークの頭頂部は劇中同様に回転させることが可能です

可動範囲はキバと同程度なのですが脇を開くのは45度が限界。これ以上開くと肩アーマーが弾け飛びます。キバは接続軸を引き出し式にすることで肩の可動域を限界まで活かせていたため、手抜きしたとしか思えない残念な構造です


変身。ジャコーダーは3形態それぞれ別に付属。先端部をベルトの溝に差し込むことも出来ますが固定はされません

ジャコーダーロッドの刀身部は通常版ダークキバ付属の物ではクリアパーツでしたが、今回はメタリックレッドで塗装されています

ジャコーダービュートはワイヤーが使用されていますが、曲げていくうちに塗膜が割れてくるので扱いに難儀します
劇中のように振り回したいところですが、先述の通り塗膜が傷み、肩の可動範囲が狭いため肩アーマーが弾け飛ぶため良いことがないです


ウェイクアップフエッスルの持ち手は左右分付属しますが、軽く摘まむだけなので過信は禁物。サガークに咥えさせる際には腹筋の干渉を避けるため仰け反らせる必要があります






スネーキングデスブレイクは肩の可動域のせいでイマイチな再現度。サガークの謎言語とウェイクアップ音が好きでした

キバと並べると赤と青、金と白で対になる存在ということが分かります

渡が決意を固めた頃には逆に太牙のメンタルが弱り気味で一方的な戦いでした

ダークキバにジャコーダーを持たせることも可能ですが、通常版ほどではないにせよ依然としてやや太めでした



造形は良いだけに肩の可動域の狭さが気になります。キバでは出来ていただけになおのこと

王の鎧もようやく勢揃い。まさか14年もかかるとは…

以上。ライジングイクサも早いとこ頼みますよ