お騒がせ25周年
放送25周年記念として発売されたフィギュアーツティガ。真骨彫製法という豪華仕様に主演俳優の人気やら何やらで予約開始直後から酷い転売騒動に発展し、発売後は軟質素材の品質の悪さで悪評が立つ、踏んだり蹴ったりの商品です
胴体はほぼ軟質素材製ですが、開封時から既にべたつくため劣化が心配です
マルチタイプとスカイタイプのスーツアクターを務めた権藤俊輔氏の2021年現在の体格をスキャンしたのに、放送当時とそう変わらぬ体型での立体化というのが恐ろしい
バストアップ。額のクリスタルはクリアパーツですが、ULTRA-ACTほど暗くありません
カラータイマーは発光状態をイメージしての淡い色合いなのかもしれませんが、個人的にはもっと濃い方が好みです
交換用カラータイマーは意地でもピンクにするバンダイ
左からULTRA-ACT(2011年版)、S.H.Figuarts、ULTRA-ACT(2014年版)
パースがないとどうにもならない登場ポーズ
本編以上にOPで毎週目にするので記憶に残る定番のポーズ
ティガと言えばこの構え。右手首関節の可動軸が潰れていたためすぐバラけるのがストレス
バンダイイチ押しのゼペリオン光線ギミック。両肩にクリック入り引き出し関節が仕込まれているため、軟質素材製のプロテクターを押さえ付けた状態で固定し腕を交差させることが可能となりました
ULTRA-ACT版では出来なかったポーズなので念願叶ったと言えるのですが、量産品の品質管理が追い付かなかったためかプロテクターの塗膜が脆く、このポーズを取らせると塗膜が一発で剥げる不具合が続々報告される残念な結果となってしまいました
発光エフェクトは2014年版ACTから拝借
光線エフェクトは前腕と一体化したものが付属。左手首のみ指先が反った光線専用の手首が付属します
肘を曲げると穴が露出するのが残念
前腕ごと交換するので2011年版のような輪っかもなく、2014年版と違い根元トゲトゲ病を発症していないため見た目の再現度は歴代随一のゼペリオン光線
ゼペリオン光線のポーズでも写真のようにプロテクターが押さえ付けられた状態になるため、塗膜剥げが心配な方は長時間の展示は止めた方が良いでしょう
胴体がやけにべたつくので初回のゼペリオン光線で塗膜が剥がれると覚悟してたのですが奇跡的に無事でした
胴体の軟質素材はスタンドクリップで挟んでいたら跡がついた、そこから割れた等トラブルに事欠かないようなので、飾る際にはポーズ以外に固定方法にも気を遣う必要があります。可動フィギュアなのにおかしな話ではあるのですが
飛行ポーズもピシッと決まるのですが、やはりプロテクターが気になってしまいます
真上から見ると目が真っ黒なのはご愛敬
ULTRA-ACT発売当時の購入記念特典だったガッツウイング1号と
膝も肘と同様に曲げると穴が露出するのが見苦しい
SHFになって一回り小型化したので、旧サイズの怪獣ソフビとばっちりのサイズ差
2011年版ACTから拝借したウルトラシールド
以上。出来そのものはとても良いだけに、品質が伴わないのが残念です