EVOLUTIONってどんな意味だっけ
ガンダムF91が10年ぶりにリメイク。もうそんなに経ってたんですね…
このご時世に定価4800円を実現するためなのかあちこち色が足りなかったため、各部ダクトにスミ入れし、センサー類も色を足しています
つま先の可動部にクリックのような段差があり、足裏が平らにし難いため自立は厳しめ
バストアップ。頬のダクトとバルカン砲口内にスミいれしています。アンテナは硬質製で予備がないため破損には要注意
進化したF91は、なんと顎が引けません
フェイスオープンは頭部を丸ごと交換します。マスクはスミ入れもなくのっぺりとした印象なのでスミ入れを推奨
サイドアーマーにはビームシールド発生器とビームサーベルラックが再現されています。シールド発生器は取り外せますが薄っぺらのダミーで、サーベルも引き抜くことはできません
進化したF91で一番驚かされたのが腰部
脚はお馴染みの引き出し機構が組み込まれているのですが、押し込んだ状態(写真左)だとサイドアーマーが浮き上がり不自然な隙間が出来てしまいます
フロントアーマーは腹部と干渉するため写真の角度までしか上がりません。これ以上脚を上げると弾け飛びます
腹部を一度仰け反らせれば90度以上上げることが出来ますが、腹部を戻すと写真の角度から下げられなくなります
ヴェスバーは本体からハの字にジョイントが付きだし、ボールジョイントもさらに外側に角度が付いているため、本体と平行にすることが出来ません
さらにこの角度より上に跳ね上げることも出来ないため可動の際邪魔になります
脹脛のスラスターは可動式。収納状態では展開するとは思えないほど綺麗なラインなのですが、展開状態で固定できないため、触っているとすぐ閉じてしまいます。ここは差し替え式の方が遊びやすかったかな
ビームライフルはフォアグリップが可動。やけに薄っぺらで、食玩やSDガンダム付属の銃を思い出します
ビームランチャーはグリップが可動するため難なく担ぐことができます
ビームサーベルは2本付属。持ち手はライフルと共通なので不安定です
ビームサーベルは回転状態のエフェクトも付属。回転を再現した手首にPET製フィルムを挟む方式です
ビームシールドもPET材製。基部はボールジョイント接続なのですが、この形状なのでしょっちゅう肩と干渉します
ヴェスバーは先端部のグリップも展開するのですが、可動は窮屈で満足に構えられません。元がこういう構造なので仕方がないのですが
肩の放熱フィンの展開はパーツ交換で再現。ビームランチャーは腰にマウントできるのですがヴェスバーと干渉します
放熱フィンとシールドが干渉するため、旧1/100パッケージの再現はかなり厳しい
動かそうとすると上半身はヴェスバー、下半身はフロントアーマーが邪魔して苛つきます
ヴェスバーはもうちょっと前に持ってこられるようにすれば良かったのだろうか
例えは悪いしあそこまで酷くはないけれど、前評判と実物との落差はかの悪名高いROBOT魂デスティニーガンダムを思い出すほどです
以上。以前のF91を持っていないためどれほど進化したのかは判断できませんが、少なくともANIMEシリーズと比べると退化している印象です