夜明けが赤く燃えるように
ファイヤージェット
ガオガイガー、ダグオンに続く勇者シリーズ第3弾はファイバード。第1弾の武装ファイバードは
1. ファイアージェットA
2. ファイアージェットB
3. フレイムブレスター&アンドロイド
の3分割アソートでの発売となりました。ファイバードのビークルはファイヤージェットなのですが、パッケージ、説明書に至るまですべてファイアージェットと表記されています
主翼と尾翼の赤以外はパーツ分けと塗装済みパーツでほぼ色分けされています
3か所のランディングギアは収納可能
ロボット時のスタイルを重視したせいか、タカラから発売されていたDX玩具から変形パターンが変更されており、上から見ると隙間が目立ちます
風防はクリアパーツ。操縦席にはDX同様に合体用のアンドロイドを乗せることが出来るのですが、隙間に放り込むだけなので固定されません
脛のミサイルランチャーの展開も再現されています。上部キャノン砲の砲身も若干ながら伸縮します
フレイムブレスター
操縦席はクリアパーツと黒成型の選択式
胸の炎の金部分は全てシールでの再現。薄く、粘着力が強いシールなので綺麗に貼るのは難しいと思います
アンドロイド
ファイバードが宿るアンドロイドがまさかの立体化。ファイヤーエンのような組み立て式です
本編未視聴なので断言は出来ないのですが、この状態ってバンク以外の出番はほとんどないのでは…?
顔面は瞳の造形のある塗装済みパーツと、瞳なしの無塗装の2種付属します
塗装済みと言っても御覧の通り白目なので、瞳を塗るとより雰囲気が近づくかも
飾り気のない素体なので、肩関節の自由度がかなり高いのが特徴
胸が90度前に折れるので、不自然ながら土下座も可能です
反応に困る商品ではあるものの、可動フィギュアとしてはたいへん良く出来ているのではないでしょうか…
想定されている遊び方はたぶんこう
チェンジファイバード
DX版とはことなり、胸部・腕部を一度取り外す必要があります
遊びやすさを犠牲にした拘りの拳の展開ギミック。勇者ロボの合体バンクお馴染みのギミックではあるのですが、レバーを固定することが出来ないため、手首交換の際に軸受けが逃げるのがストレス
ガシガシ遊びたい人はボールジョイントを削り緩くするか、収納を諦めレバーを接着した方が良いでしょう
胸部に二つ折りした合体用アンドロイドを装着。合体用アンドロイドは金と白の2体付属します
ファイバード
まだ合体システムに試行錯誤していた時代のため、素体ロボでありながら合体後でもあるファイバード。見栄え用の交換パーツは手首のみ
ファイアージェットABだけでも完成しますが、合体用アンドロイドはフレイムブレスターに付属するため、その場合胸が空洞になります
バストアップ。目と額のセンサーは塗装済みです
可動は優秀。肩関節が変形の兼ね合いで複雑な構造なので破損に要注意
手首は平手と握り拳が両手分付属します
股関節の引き出しもあるのでスカートに邪魔されず開脚できます
引き出しは強度の関係か両脚とも繋がっています
フォームアップ
武装合体ファイバード
ファイバードの強化合体はエプロンを着けるだけというシンプルなもの。勇者シリーズも2作目なので試行錯誤が覗えます
フレイムキャノンは背面に畳んでおけます
ツノの展開も再現されている合体用頭部。ちゃんとファイバードの頭部に被さりますが、当然ながら首は回りません。胸部の紋章カバーはクリアパーツ
こちらは見栄え用頭部。頭部も変形の都合上、交換時に軸が逃げるため要調整です
胸飾りは干渉防止に大きく跳ね上げることが出来ます。上下の炎が連動して可動する構造です
フレイムソードの刀身は塗装済み
刀身を外せば機首に収納することも出来ますが、そのせいで柄がかなり短くなっています。普段なら見栄え用も付属させるところですがどうしたのでしょうか
肩の引き出しと胸飾りの可動で頑張ってはいるのですが、両手持ちっぽい構えは厳しい
必殺バンク用の刀身も付属。炎の剣ではなく、ちゃんと刀身が炎を纏った造形になっています
フルブラスト
フレイムソードチャージアップ
右手だけ突き出した角度の手首が付属。頑張れば上段の構えもなんとか出来ました
必殺バンクは二次元の嘘が炸裂しているため、立体ではこれが限界
フィニッシュ
以上。手首やフレイムソードなど疑問に思う点も含め、いつものスーパーミニプラです