虫眼鏡は用意したか 部屋は片付いているか
FAGハンドスケール第2弾は順当にスティレット
肘から下は非武装状態のパーツが付属し、胸装甲下のインナーのモールドまで再現されているため、その気になれば中途半端ながら軽装状態で組むことも可能です
パッケージにも記載の通り、全高80mmという極小スケールのプラキットのため、目が悪い方や細かな作業が苦手な方、部屋が散らかっている方にはお勧めできません
最低限の色分けはされているものの、塗装済みパーツは表情パーツのみ、色分けシールもなし、しつこいようですが全高80mmなので塗装する方は頑張ってください
こんな大きさながら各部の造形はしっかりしています。縞パンの水転写デカールも付属するので、再現したい方は頑張ってください
背中のバーニアがおなじみの3mmスタンド穴となっています
全高80mmがどれくらいの大きさなのかというと、通常のFAGの脚より短いです
印刷済み表情パーツはすまし顔と不敵顔の2種付属。こんな大きさの上、チンガードまでついているので交換するのも一苦労。私が購入したものは残念ながら不敵顔の印刷がわずかにズレていました
印刷なしの表情パーツ2つと瞳の水転写デカールも付属するため、好みの表情を作ることもできます
武器としてガトリング砲と2連ミサイルが付属。武器持ち手がすぐに広がってしまうため、ガトリングはだんだん垂れ下がってきます
不敵顔のズレがどうしても気になる
アニメですっかりツンデレアホキャラが定着したスティレットですが、プラモのすまし顔も良いものです
可動は肘・膝がそれぞれ90度、首と胸がボールジョイント接続ながらほぼ軸回転状態と最低限。まぁこのサイズなので動きすぎても破損が怖いのですが
肩と股関節は予備のパーツも入っているため、一度までなら捩じ切ってしまっても安心です
FAGの玩具にしようと思ったら、おさげとバックパックが邪魔だった
以上。コトブキヤにとってのリアルグレードのような、技術の限界に挑んだキットのような印象でした。この大きさながら良くできているとは思いますが、轟雷かスティレットのどちらかを一度組めば十分だと思います